先に結論
受講料132,000円と受験料11,000円(一般区分・税込)は、Web版も会場版も同じです。違うのは学び方と試験の受け方です。Web版は録画講義と約500ページの紙の講義資料を13週間で進め、CBTで受験してその場で合否が分かります。会場版は東京・大阪の3日間(各日10:00〜18:00)に集中し、翌日の会場試験の結果は後日送付です。3日間を空けられるかと、結果をいつまでに知りたいかの2点で選んでください。
この記事の結論
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費用は同額。一般区分は受講料132,000円+受験料11,000円で合計143,000円。会員区分(92,400円・105,600円)も、第103回・第104回とWeb版で共通の金額が案内されている。
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受講形式が最大の違い。Web版は録画講義のオンデマンド配信と紙の講義資料(約500ページ)で、決済完了日から13週間(91日間)。会場版は3日間連続の対面講義で、3日間すべての受講が試験の前提になる。
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試験は、Web版がCBT方式(四答択一式50問・120分・100点満点で60点以上)で終了後その場でスコアレポートが渡される。会場版はスクール翌日の土曜10:00〜12:00に四答択一式 計50題で、第103回・第104回の案内では試験結果と認定証が申込担当者宛に試験日から1ヵ月半程度で送付される。
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会場版は、受講日に欠席しても受講料は全額支払う扱い。キャンセル締切(開催日の5営業日前)を過ぎると返金がない。日程の読めない人ほどWeb版が向く。
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2026年度後期の会場回は第103回(東京)が10月23日、第104回(大阪)が10月30日に申込を締め切る。Web版は通年申込のため、締切に追われて決める必要はない。
Web版と会場版の違い一覧(最終確認日:2026-10-03)
| 比較軸 | Web版(KINZAI Webアカデミー) | 会場版(養成スクール) |
|---|---|---|
| 受講の形 | 録画講義のオンデマンド配信 | 東京・大阪での対面講義 |
| 教材 | 紙の講義資料(約500ページ)。利用開始日から概ね10日で郵送 | テキスト(受講料にテキスト代を含む) |
| 拘束時間 | 自分で決める。利用期間は決済完了日から13週間(91日間) | 3日間連続・各日10:00〜18:00 |
| 申込のタイミング | 通年申込 | 開催回ごとの申込期間内(第103回は10月23日まで、第104回は10月30日まで) |
| 受講料(一般・税込) | 132,000円 | 132,000円 |
| 受講料(会員区分・税込) | 92,400円/105,600円 | 92,400円/105,600円 |
| 認定試験受験料(税込) | 11,000円 | 11,000円 |
| 認定試験の方式 | CBT方式 | 会場試験(修了後にCBT方式で受験することも可能と案内) |
| 試験の日時 | 全講義の視聴修了後、受験申込日の3日後から当初受験申込日の1年後まで | スクール翌日の土曜10:00〜12:00 |
| 出題形式 | 四答択一式50問・120分 | 四答択一式 計50題・10:00〜12:00 |
| 合格基準 | 100点満点で60点以上 | 会場開催回の案内ページに記載を確認できず |
| 結果の分かり方 | 試験終了後、その場でスコアレポートを手交。合格者は試験日の翌日以降に認定証をマイページからPDFで出力 | 試験結果と認定証を申込担当者宛に送付(第103回・第104回の案内では試験日から1ヵ月半程度) |
| 欠席・取消 | 講義は期間内に自分で視聴。不合格時は受験日の翌日から起算して5日間を空ければ再受験可(受験手数料はそのつど必要) | 欠席しても受講料は全額。キャンセル締切は開催日の5営業日前で、以降は返金なし。受講者の交代不可 |
お金の行はすべて同じで、違いは「どれだけ連続して時間を使うか」と「結果がいつ分かるか」に集まっています。費用ではなく段取りの比較です。どちらの形式でも受講資格の6ルートのいずれかを満たすことが前提で、詳細はM&Aシニアエキスパートとはで扱っています。
比べた条件のまま、いまの理解度を無料で確認できます。
Web版と会場版のどちらを選ぶにしても、143,000円を払う前に、国の新しい試験が想定するM&A実務・財務・税務・法務・倫理の領域で自分の現在地を20問で確かめておくと、講義のどこに時間をかけるかを考える材料になります(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。
受講形式の違い:13週間のオンデマンドか、3日間の集中か
講義で扱う中身は、どちらも同じ3つの区分で組まれています。会場版では1日1区分を受ける構成です。
- 1日目 M&A実務1:M&A総論、M&A支援機関協会の倫理規程及び自主規制ルールの概要、マネジメントインタビュー、案件化と概要書作成のポイント
- 2日目 M&A実務2:マッチング(買い手探索と買い手との交渉実務等)、M&Aと法務実務、PMI、ケーススタディ・トラブル防止対策
- 3日目 M&A評価・会計・税務:企業評価概論、企業評価演習、M&A会計・税務、組織再編手法・税制
Web版は同じ3区分を録画講義と紙の講義資料(約500ページ)で受けます。違いは時間の使い方です。
会場版は、平日の3日間(第103回・第104回は水曜から金曜)を丸ごと空けることが条件になります。各日10:00〜18:00で3区分を一気に終えられる一方、1日でも欠けると修了要件を満たせません。営業目標を持つ法人担当者や、顧客対応の予定が直前に入りやすい士業事務所の方は、3日間の確保そのものが最初の関門です。
Web版は、平日の夜や週末に区分ごとに進められます。その代わり、利用期間は決済完了日から13週間(91日間)で区切られています。13週間を3区分で割ると、1区分あたり約4週間です。約500ページの講義資料を13週間で読むなら、1週間あたり40ページ弱が目安になります。予定に余裕のある時期に決済しないと、繁忙期と講義期間が重なり、期間の終わりに駆け込むことになります。
| 確認項目 | 会場版で引っかかる人 | Web版で引っかかる人 |
|---|---|---|
| 時間の確保 | 3日連続の平日を空けられない | 13週間のうち週数時間を継続して確保できない |
| 場所 | 東京・大阪まで移動できない | 自宅・職場で落ち着いて視聴できる環境がない |
| 学び方の相性 | 10:00〜18:00の講義を3日続けると集中が切れる | 自分で区切りを決めないと手が止まる |
| 業務との関係 | 繁忙期と開催日が重なる | 繁忙期が13週間のどこかに入る |
| 費用負担の考え方 | 欠席しても受講料は全額 | 利用期間を過ぎると講義を視聴できない |
認定試験の違い:CBTか会場試験か
認定試験は、Web版は全講義の視聴修了、会場版は3日間の全受講が前提です。そのうえで、受け方と結果の届き方が分かれます。
Web版はCBT方式で、四答択一式50問・120分、合格基準は100点満点で60点以上と案内されています。全講義の視聴を修了したあとに受験を申し込み、受験申込日の3日後から当初受験申込日の1年後までの間に受けます。試験終了後その場でスコアレポートが渡され、合格者は試験日の翌日以降に認定証をマイページからPDFで出力できます。仕上がった日を自分で選べる点と、結果がその場で分かる点がWeb版の強みです。
会場版は、スクール最終日の翌日(土曜)10:00〜12:00に、四答択一式 計50題で行われます。講義の記憶が新しいうちに受けられる反面、結果は後日送付です。第103回・第104回の案内には「試験結果ならびに認定証はお申込みご担当者宛に試験日から1ヵ月半程度で送付いたします。」と書かれています。宛先が申込担当者となっているため、会社経由で申し込む場合は、結果をどう受け取るかを社内で決めておくと行き違いを防げます。なお、会場開催回の案内ページには合格基準の記載を確認できませんでした。
会場版には逃げ道もあります。案内ページには「本認定講座(養成スクール)を修了したうえでCBT方式の認定試験を受験することも可能です。」と記載されています。3日間は会場で受け、試験は翌日に受けずに準備を整えてからCBTで受ける、という組み合わせも案内上は可能です。ただし、その場合の申込手順や受験料の扱いは、当メディアが確認した記載の範囲では分かりませんでした。この組み合わせを考えている方は、申込前に金融財政事情研究会へ確認してください。
結果を社内の評価や名刺・提案書への記載に間に合わせたい場合、この「結果が分かる時期」の差が効きます。会場版の試験を11月14日に受けた場合、1ヵ月半程度で送付という目安どおりなら、手元に届くのは年末ごろになります。期限があるならWeb版、または会場で受講したうえでのCBT受験を候補にしてください。再受験の考え方はM&Aシニアエキスパートに不合格ならで整理しています。
お金と期限の違い:欠席・キャンセル・申込期間
受講料と受験料は同額ですが、「払ったお金が無駄になる条件」は形式によって違います。
会場版は、受講日に欠席しても受講料は全額支払う扱いです。第103回・第104回の案内では、キャンセル締切日は開催日の5営業日前で、それまでは返金手数料(実費)を差し引いて返金され、締切日以降は受講料が返金されないとされています。期間途中での受講者の交代も認められていません。会社の研修枠で申し込んだあとに担当者が変わっても、別の人が残りの日を受けることはできないということです。
Web版は日程の欠席という概念がない代わりに、利用期間(13週間)が過ぎると講義を視聴できなくなります。M&Aシニアエキスパートの案内には「Web講義は申込手続きが完了すると、キャンセルや申込内容の変更は一切できません。」と書かれています。「申し込んでから予定を考える」順番は避けてください。
2026年度後期の会場回は次のとおりです。
| 回 | 開催地 | 養成スクール | 認定試験(会場) | 申込期間 |
|---|---|---|---|---|
| 第103回 | 東京 | 2026年11月11日(水)〜13日(金) | 2026年11月14日(土)10:00〜12:00 | 2026年8月21日(金)〜10月23日(金) |
| 第104回 | 大阪 | 2026年11月18日(水)〜20日(金) | 2026年11月21日(土)10:00〜12:00 | 2026年8月21日(金)〜10月30日(金) |
10月3日時点で、第103回の締切まで20日、第104回の締切まで27日です。会場版を選ぶなら、3日間の業務調整と社内の決裁をこの期間に終える必要があります。決裁に時間がかかる組織で、締切に間に合うか分からない場合は、通年申込のWeb版に切り替えるほうが無理がありません。
どちらを選ぶか:状況別の判断表
| あなたの状況 | 向いている形式 | 理由 |
|---|---|---|
| 11月の平日に3日連続で休みを取れない | Web版 | 会場版は3日間すべての受講が修了の条件 |
| 対面の講義で一気に学び切りたい | 会場版 | 3日間で3区分を集中的に終えられる |
| 東京・大阪から離れた地域で働いている | Web版 | 移動と宿泊の手間がかからず、受講料は同額 |
| 社内評価や提案書の期限があり、結果を早く知りたい | Web版(会場で受講しCBTで受ける組み合わせも可) | CBTは試験終了後その場でスコアレポートが渡される |
| 自分で学習の区切りを決めるのが苦手 | 会場版 | 日程が固定され、試験日まで決まっている |
| 決裁に時間がかかり、10月中の申込が難しい | Web版 | 通年申込で、締切を待たずに自分の時期を選べる |
| 企業評価・会計・税務が苦手で、時間をかけて復習したい | Web版 | 13週間のうちに該当区分の講義を見直せる |
判断に迷ったら、次の順番で確認すると決めやすくなります。
- 受講資格の6ルートのいずれかに該当しているか(該当しなければ、どちらの形式も申し込めない)
- 所属先の会員区分で受講料が92,400円・105,600円にならないか
- 11月の3日間を確保できるか。できなければWeb版で決まり
- 結果をいつまでに知る必要があるか。1ヵ月半を待てなければWeb版かCBT受験
- 13週間のどこに繁忙期が入るか。Web版なら決済日をずらして避ける
もう一つ、選ぶ前に考えておきたいのが、国の新しい試験との関係です。中小企業庁が運営主体となる中小M&A資格試験は、CBT方式で「M&A実務」「財務・税務」「法務」「倫理・行動規範」の4科目をまとめて120分、設問数は最大60問程度という想定が募集要領に示されています。M&Aシニアエキスパートの講義区分と扱う領域の名前は重なりますが、別の制度で、免除・優遇の関係は確認できた公表資料には見当たりません。試験日・受験料・申込方法は2026年10月3日時点で未公表です。143,000円を払う前に、新しい試験が想定する領域で自分の現在地を無料の20問診断で確かめておくと、講義のどこに時間をかけるかを考える材料になります(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。
注意点・よくある失敗
- 「Web版は簡易版」と思い込む。受講料・受験料は会場版と同額で、試験はCBT方式の四答択一式50問・120分です。
- 会場版に申し込んでから3日間の業務調整を始め、1日欠けて修了要件を満たせなくなる。欠席しても受講料は全額です。
- 会場試験の結果が試験日の翌週に分かると考え、社内の期限を組んでしまう。第103回・第104回の案内では送付まで1ヵ月半程度とされています。
- Web版を繁忙期の直前に決済し、13週間の後半に講義を詰め込む。決済完了日が利用期間の起点です。
- 会員区分を確認せずに一般区分の132,000円で申し込む。該当すれば92,400円または105,600円です。
比較軸をそろえると、判断理由を説明しやすくなります
選ぶ前に条件を確認することで、料金や印象だけで結論を急ぐことを避けられます。
制度・料金・提供内容は更新されます
本記事の数値・制度情報は記載の確認日時点のものです。申込前に各公式ページで最新情報をご確認ください。
よくある質問
養成スクールの修了と認定試験の合格が要件である点は共通です。認定の名称や扱いが受講形式によって変わるという記載は、確認した案内には見当たりませんでした。社内申請などで形式の区別が問題になる場合は、運営団体へ直接確認してください。
録画講義のオンデマンド配信で、決済完了日から13週間(91日間)の利用期間内に視聴します。紙の講義資料は利用開始日から概ね10日で郵送されます。
案内ページには「本認定講座(養成スクール)を修了したうえでCBT方式の認定試験を受験することも可能です。」と記載されています。その場合の申込手順や受験料の扱いは、当メディアが確認した記載の範囲では分からなかったため、申込前に金融財政事情研究会へ確認してください。
会場開催回では3日間の全受講が認定試験の前提で、受講日に欠席しても受講料は全額支払う扱いです。欠席分をWeb版で補えるかどうかの記載は、確認した案内には見当たりませんでした。日程に不安があるなら、初めからWeb版を選ぶほうが安全です。
目的しだいです。受講資格を満たしていて、M&A実務・企業評価・法務の研修と認定をいま得たいなら、待つ理由は大きくありません。新試験は試験日・受験料が未公表です。新試験の科目で自分の現在地を先に知りたい方は、無料の20問診断が使えます(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。
一次資料・参考資料
- 公式情報金融財政事情研究会 KINZAI Webアカデミー M&Aシニアエキスパート(受講形式・利用期間・費用・CBT方式の試験・再受験規定)確認日:2026-10-03
- 公式情報金融財政事情研究会 第103回・第104回 M&Aシニアエキスパート養成スクール(認定講座)・認定試験(開催日・会場試験の時間・申込期間・受講料・結果と認定証の送付時期・CBT受験の可否・キャンセル規定・受講者の交代)確認日:2026-10-03
- 公式情報金融財政事情研究会 第101回・第102回 M&Aシニアエキスパート養成スクール(認定講座)・認定試験(前回の会場開催回の案内)確認日:2026-10-03
- 公式情報金融財政事情研究会 事業承継・M&A(M&Aエキスパート認定制度の段階)確認日:2026-10-03
- 一次資料中小企業庁 中小M&A資格試験実施事業 企画競争募集要領(2026年3月27日)確認日:2026-10-03
- 一次資料中小企業庁 中小M&A資格試験実施事業 委託先の採択結果(2026年5月1日)確認日:2026-10-03
更新・訂正履歴
- 初回公開
記載の数値・制度情報は2026-10-03時点で一次資料・公式情報を確認したものです。更新・訂正時はこの履歴に日付と理由を記載します。
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Web版と会場版のどちらを選ぶにしても、143,000円を払う前に、国の新しい試験が想定するM&A実務・財務・税務・法務・倫理の領域で自分の現在地を20問で確かめておくと、講義のどこに時間をかけるかを考える材料になります(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。