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M&A資格比較

M&AシニアエキスパートとM&Aスペシャリストはどっち?受講資格と5年総額

先に結論

M&Aシニアエキスパート(金融財政事情研究会)は受講資格(6ルート)が必要で、通常価格の費用は143,000円(受講料132,000円+受験料11,000円・税込)です。M&Aスペシャリスト(日本経営管理協会)は受験資格の制限がなく、入会費用38,000円(検定試験料11,000円を含む)と年会費33,000円がかかります(各公式ページ、2026-10-11確認)。5年の累計は143,000円対203,000円です(当メディアの試算)。まず受講資格に該当するかを確かめてください。

この記事の結論

  1. 01

    入口が違う。M&Aシニアエキスパートは受講資格6ルートのいずれかに該当し、講義を修了した人だけが認定試験を受けられる。M&Aスペシャリストは「受験資格の制限はありません。」と公式ページにある。

  2. 02

    取得時はM&Aスペシャリストが105,000円少ない(143,000円-38,000円)。ただし年会費33,000円が続き、4年目末の累計170,000円でM&Aシニアエキスパートの143,000円を上回る(当メディアの試算)。

  3. 03

    M&Aスペシャリストの任意講座77,000円(消費税込み)を受けると、取得時115,000円・5年で280,000円。講座は受験の条件ではない。

  4. 04

    試験の形が違う。M&Aシニアエキスパート(Web版)は四答択一式50問・120分・60点以上、M&Aスペシャリストは一般知識問題と論述問題の120分・60%以上の正解。

  5. 05

    2026年度後期は、M&Aシニアエキスパートの会場回が10月23日(第103回)・10月30日(第104回)締切でWeb版は通年申込、M&Aスペシャリストは第38回12月5日(土)が残る。

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M&AシニアエキスパートとM&Aスペシャリストの違いは?(最終確認日:2026-10-11)

M&Aシニアエキスパートは金融財政事情研究会が認定する講座セット型の資格で、M&Aスペシャリストは日本経営管理協会が入会と同時に付与する会員型の資格です。受けられる人、払い方、試験の形、名乗るまでの手続きが違います。

M&AシニアエキスパートとM&Aスペシャリストの比較(金額は円、シニアは10%消費税込、スペシャリストの入会費用・年会費は税区分の記載なし、2026-10-11確認)
項目M&AシニアエキスパートM&Aスペシャリスト
運営・認定一般社団法人金融財政事情研究会一般社団法人日本経営管理協会(JIMA)
資格の型講義の修了+認定試験の合格で認定検定合格→入会申請と資格審査委員会の審査→入会と同時に取得
受ける条件受講資格6ルートのいずれか受験資格の制限なし
学び方Web講義(講義資料約500ページ・13週間)または会場3日間参考図書で自習。任意講座(全7講座・オンライン)
試験Web版はCBT・四答択一式50問・120分・100点満点で60点以上一般知識問題・論述問題120分・60%以上の正解
取得時の費用132,000円(通常価格)+11,000円=143,000円入会費用38,000円(入会金5,000円+資格審査料11,000円〈=検定試験料〉+資格認定料22,000円)
割引会員特別価格92,400円・105,600円スペシャリスト会員の列に割引の注記なし
年会費Web版ページに年会費・有効期限・更新の記載なし33,000円(期の途中の入会は月割計算)
結果Web版は試験日の翌日以降に認定証をマイページからPDF出力受験より1ヶ月以内に合否通知を郵送
取消・返金Web講義は申込完了後のキャンセル・変更不可「原則としてお振込み頂きました受験料は返金出来ません」と記載。キャンセルの手続きは確認したページに記載なし

一番大きな違いは「誰が受けられるか」と「払い終わるかどうか」です。シニアは入口が狭く、スペシャリストは入口が広い代わりに年会費が続きます。詳細はM&AシニアエキスパートとはとM&Aスペシャリストの費用と試験の受け方にあります。

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143,000円か38,000円+年会費かを決める前に、新しい国の試験が想定する4領域(M&A実務/財務・税務/法務/倫理・行動規範)のどこが弱いかを20問で確かめておくと、講座を足すかどうかの判断材料になります(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。

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取得時と5年でいくらかかる?(最終確認日:2026-10-11)

M&Aシニアエキスパート(通常価格)は5年たっても143,000円、M&Aスペシャリストは取得時38,000円から5年で203,000円まで積み上がります(金融財政事情研究会 KINZAI Webアカデミー、日本経営管理協会「入会について」、2026-10-11確認・当メディアの試算)。割引・月割・再受験・書籍代は含めず、シニアの年会費は記載がないため0円と置いた下限値です。

取得時と5年の積み上げ(単位:円、シニアは税込、スペシャリストの入会費用・年会費は税区分の記載なし、2026-10-11確認・当メディアの試算)
ケース取得時1年目末2年目末3年目末4年目末5年目末
M&Aシニアエキスパート(受講資格あり・通常価格)143,000143,000143,000143,000143,000143,000
M&Aシニアエキスパート(金融業務2級で受講資格を作る)150,700150,700150,700150,700150,700150,700
M&Aスペシャリスト(講座なし)38,00071,000104,000137,000170,000203,000
M&Aスペシャリスト(任意講座77,000円あり)115,000148,000181,000214,000247,000280,000

講座なしのM&Aスペシャリストは3年目末(137,000円)までシニア(通常価格)より安く、4年目末(170,000円)で上回ります。講座ありなら1年目末の148,000円で上回ります。

金額だけでは選べない点もあります。M&Aスペシャリストの資格は「検定試験に合格したのち、JIMA入会申請書(兼職務経歴書)を提出し、当協会資格審査委員会の審査を経て承認された者が、初めて入会と同時に取得できるもの」と定義されています(日本経営管理協会「M&Aスペシャリスト」、2026-10-11確認)。退会後に名乗れるかは確認したページに記載がありません。他資格を含む維持費の比較はM&A資格の年会費・更新料にあります。

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受講資格がなくても受けられるのはどっち?

受講資格がなくても受けられるのはM&Aスペシャリストで、日本経営管理協会の資格案内ページは「受験資格の制限はありません。」と記載しています(2026-10-11確認)。M&Aシニアエキスパートは、金融財政事情研究会 KINZAI Webアカデミーのページで次の6ルートのいずれかが受講の条件です(2026-10-11確認)。

  • 事業承継・M&Aエキスパート認定者/事業承継シニアエキスパート認定者(試験合格者)
  • 弁護士・税理士・公認会計士・司法書士
  • 銀行・信用金庫・信用組合・証券会社・生命保険会社において法人営業経験が5年以上あり、現在も在籍中の方
  • 会計事務所等で5年以上の実務経験があり、現在も在籍中の方
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 一般社団法人M&A支援機関協会会員役職員
受講資格がない人の進み方(受験料は税込、2026-10-11確認)
あなたの立場M&AシニアエキスパートへM&Aスペシャリストへ
6ルートのどれにも当たらない金融業務2級 事業承継・M&Aコース(7,700円)に合格して認定者になってから第38回(12月5日)にそのまま申込み可
金融業務3級だけ合格3級の合格は受講資格にならないと種目別ガイドに明記。2級が次の一手そのまま申込み可
法人営業5年未満、または退職済み在籍ルートは該当しない。2級で認定者ルートを作るそのまま申込み可

シニアは2級を挟むぶん時間がかかる一方、2級の学習が上位講座の土台になります(金融業務2級 事業承継・M&Aコース)。

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自分はどっちを選べばいい?

M&Aシニアエキスパートが向くのは受講資格があり年会費を払い続けたくない人、M&Aスペシャリストが向くのは受講資格がなく論述まで含めて力を測りたい人です。公式の条件と積み上げ表から整理しました。

M&AシニアエキスパートとM&Aスペシャリストの判断表(2026-10-11確認の公式条件から当メディアが整理)
こんな人はM&Aシニアエキスパートこんな人はM&Aスペシャリストどちらも急がなくてよい人
士業・1級FP技能士・金融機関の法人営業5年以上(在籍中)など6ルートに該当6ルートに当たらず、2級を挟まずに今年度中に受けたい資格名より、まず自分が知らない分野を知りたい段階
年会費のない形で、取得時の143,000円で終えたい取得時の支払いを38,000円に抑えたい(年会費33,000円は続く)何年会員を続けるか決められない
企業評価・会計・税務を講義の順序で学びたい論述で、自分の言葉で説明する力まで試したい合格率の実績値を見てから決めたい(どちらも公式に掲載なし)
勤務先が会員特別価格(92,400円・105,600円)の対象かもしれない講座・検定試験ともオンラインで受けたい12月5日にも13週間の講義期間にも時間を取れない

列が決まっても、どちらも法務・会計・税務を含むため、どこが弱いかで講座を足すか、どの講義に時間を寄せるかが変わります。新しい国の試験が想定する4領域(M&A実務/財務・税務/法務/倫理・行動規範)は2資格と扱う領域の名前が重なるので、無料の20問診断で当たりをつけられます(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。どちらの資格の試験問題でもない点は前提として押さえてください。

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申し込む前に何を確認する?(最終確認日:2026-10-11)

申し込む前に確認するのは日程・取消の可否・受講資格の3点で、M&Aシニアエキスパートの会場回は第103回が10月23日、第104回が10月30日に申込を締め切ります(金融財政事情研究会 第103回・第104回の案内、2026-10-11確認)。

2026年度後期の日程と申込締切(2026-10-11確認)
区分講義・講座試験申込の期限
シニア 第103回(東京)11月11日(水)〜13日(金)11月14日(土)10:00〜12:0010月23日(金)
シニア 第104回(大阪)11月18日(水)〜20日(金)11月21日(土)10:00〜12:0010月30日(金)
シニア Web版決済完了日から13週間CBT。受験申込日の3日後から当初受験申込日の1年後まで通年
スペシャリスト 第38回任意講座11月27日(金)・28日(土)・12月5日(土)12月5日(土)13:15〜15:15試験日の2週間前(11月21日)。講座は開始2週間前(11月13日)

次の7項目のうち、いくつ当てはまるかを数えてください。

  • 受講資格6ルートのどれに当たるかを、ルート名で言える
  • 勤務先が会員特別価格の対象かを確認した(Web版は確認に通常2〜4営業日)
  • 年会費のかかる会員にならず、取得時の支払いで終えたい
  • 13週間で約500ページの講義資料と録画講義を消化する時間がある
  • 企業評価や組織再編の税制に、業務か学習で一度は触れた
  • 論述より四答択一で知識を確かめる形式が目的に合う
  • 受験日を自分で選びたい(スペシャリストの2026年度の残りは12月5日の1回)

3つ以上当てはまれば、M&Aシニアエキスパートから検討する価値があります。2つ以下なら、M&Aスペシャリストの第38回か、どちらも急がない選択から比べてください。1つ目が当てはまらない場合、シニアには申し込めません。Web講義は申込完了後にキャンセルも変更もできないため、決済の前に済ませてください。

迷いが残るのは、多くの場合「企業評価・税制」か「論述」の項目です。143,000円か38,000円かを決める前に4領域のどこが弱いかを確かめておくと、講座を足すかまで一度に判断できます。無料の20問診断で、空欄の項目が本当に弱いのかを確かめられます(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。

06

新しい国の試験とはどう関係する?

中小企業庁が運営主体として実施予定の中小M&A資格試験は、2資格とは別の制度で、2026年10月9日時点で試験日・受験料・申込方法・正式名称・受験資格は未公表です(中小企業庁サイトで確認)。どちらかの資格で新しい試験が免除・優遇されるという記載は、確認できた公表資料には見当たりません。

共通するのは学ぶ領域です。中小企業庁の企画競争募集要領(2026年3月27日)はM&A実務・財務・税務・法務・倫理・行動規範の4科目を想定しており、シニアの講義(M&A実務・法務実務・企業評価・会計・税務・倫理規程)やスペシャリストの出題範囲(M&A実務・職業倫理・法務・会計・税務)と名前が重なります。会員型どうしの比較はJMAA認定M&AアドバイザーとM&Aスペシャリストの違い、難しさの中身はM&Aシニアエキスパートの難易度とM&Aスペシャリストの難易度にあります。

07

注意点・よくある失敗

  • 受講料132,000円だけで予算を組み、認定試験の受験料11,000円を見落とす。
  • M&Aスペシャリストの検定試験料11,000円を入会費用38,000円に上乗せする(38,000円の内数です)。
  • M&Aスペシャリストの受験料を振り込んでから日程を見直す(公式ページに「原則としてお振込み頂きました受験料は返金出来ません」とあります)。
  • 「88,000円」をスペシャリストの取得総額と読む(講座77,000円+検定試験料11,000円で、入会金と資格認定料が別に必要です)。
  • 「法人営業5年以上」を過去の経験で満たすと思い込む(「現在も在籍中」まで求められます)。
  • まとめ記事の古い金額で見積もる(公式の現行額と確認日で比べてください)。

よくある質問

2資格の難しさは合格率では比べられず、どちらの団体の確認した公式ページにも合格率の掲載はありません。M&Aシニアエキスパートは受講資格と講義修了という入口が重く、M&Aスペシャリストは入口に制限がない一方で論述問題があり、法務・会計・税務の範囲が組織再編に及びます。

M&Aスペシャリストの検定試験は「受験資格の制限はありません。」と日本経営管理協会の公式ページに記載されています(2026-10-11確認)。資格を名乗るには、合格後の入会申請と資格審査委員会の審査を経た入会が必要です。

M&Aシニアエキスパートは、受講資格6ルートのいずれかに該当しないと申し込めません。該当しない人の入口は、金融業務2級 事業承継・M&Aコース(受験料7,700円・税込)に合格して事業承継・M&Aエキスパート認定者になることで、3級の合格は受講資格になりません。

5年の累計はM&Aシニアエキスパート(通常価格)が143,000円、M&Aスペシャリスト(講座なし)が203,000円で、差は60,000円です(割引・月割なし、2026-10-11確認の公式金額による当メディアの試算)。任意講座77,000円を受けると280,000円で、差は137,000円です。

M&Aスペシャリストの資格取得支援講座(77,000円・消費税込み)は任意で、受講を受験の条件とする記載は公式ページにありません。判断材料はM&Aスペシャリストの講座は必要かにあります。

更新・訂正履歴

  1. 初回公開

    公開時に、記載の数値・制度情報を一次資料・公式情報で確認しました。

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143,000円か38,000円+年会費かを決める前に、新しい国の試験が想定する4領域(M&A実務/財務・税務/法務/倫理・行動規範)のどこが弱いかを20問で確かめておくと、講座を足すかどうかの判断材料になります(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。

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